続々・星を飲む
シャンパーニュには一つのボトルで大体2億個の泡が入っているといわれます。
この泡を星にみたて、フランスのシャンパーニュ地方ではシャンパーニュを飲むことを「星を飲む」といいます。
シャンパンのコルクを抜くときの音を、「淑女の溜め息」といいます。*1
さらに、シャンパンをグラスに注ぐ時にグラスに弾ける音の事を「天使の拍手」と言います。
なんともおフランスっぽい飲み物じゃありませんか。
フルートグラス*2か最近流行のチューリップ型グラス*3で、天使の拍手と、星を眺めながら味わってほしいですね。
ちなみにシャンパンは辛さの段階で甘いほうから順に
「ドゥー」(doux)、「ドゥミ・セック」(demi-sec)、「セック」(sec)、「エクストラ・セック」(extra sec)、「ブリュット」(brut)となっています。エクストラセックは直訳すると「極辛口」ですが、実際にはブリュットのほうが辛いのです。幾つかの作り手は「エクストラ・ブリュット」(extra brut)も造ってます。
ちなみにお勧めはやっぱりブリュットです。
さて、最後にオススメシャンパンを書いて終わります。
安めでおいしいシャンパンを飲んで見たい!という人はニコラ・フィアットがお勧めです。
ブラン・ド・ブラン プルミエ クリュが3500〜4000円ぐらいで一番のお勧めです。
ブリュット・ロゼ プルミエ クリュも同じぐらいの値段でこれもいいです。
ニコラフィアットのヴィンテージ、プルミエ クリュ キュヴェスペシャルが大体5000円ぐらいで、ちょっと贅沢したい場合はこれがいいのではないでしょうか。
非常においしいですよ。
さて、では皆さんクリスマスイブにでも星を飲んでくださいな。
ちなみに、前にも書きましたが、クリスマスは、24日の日暮れに始まり、25日の日暮れで終わりますので、25日の夜はもうクリスマスではないので気をつけてくださいな。
クリスマス・イヴとは、まさしくクリスマス当日のイヴニングのことを意味するわけですからね。