休肝日
は明日から。
僕はウィスキーはトゥワイスアップで飲む。しかし・・・・
初老の紳士「ホワイトホースを・・・」
バーテンダー「召し上がり方は如何致しましょう?」
初老の紳士 「酒を水で割るほど貧乏しちゃいねぇや」
バーテンダー「・・・大変失礼致しました。」
最近は美酒に敬意を表してオンザロックでも飲む。
時にはストレートノーチェイサーで飲む。いずれは肝臓をこわすのだろう。
この一杯のために生きるのか、生きるためにこの一杯を飲むのか
「私は酒の名前が好きだが、特にこの最後の酒の名前が好きだった。
アーリー・タイムズ。そのまま乾杯の音頭にでもなりそうな名前だ。
〝まあ、罪に乾杯〟〝ここにはいない友のために〟〝遠い昔に(アーリー・タイムズ)〟。
遠い昔。昔というものは、遠く離れれば離れただけよく見えてしまうものだ。
しかし、そうでないものがほかにあるだろうか?」
−ローレンス・ブロック 墓場への切符−
飲むたびに昔を思い出す。それぞれの酒の一杯に思い出がある。そんな老人になりたい。
けふはエゲレスから一杯ホワイトホースを。メリケンから一杯アーリータイムズを。
沈んだココロを拾い上げてくれる魔法の言葉。「とりあえず飲むか」