北のヴェネツィアへ
今日はBrusselからBrugge*1へ、と思っていたのですが、その前に間にあるGentへ。
Gentは、Belfort*2、St.Baafskathedrall*3、St.Niklaaskerk*4の三つの塔があるのです。
↑のうち、手前がBelfort。今でもカリヨンがなってます。
結構しょっちゅうなっている感じです。
奥がSt.Baafskathedrall、中に入ると、De Aanbidding van Het Lam Gods*5という絵があります。
Gentはそこそこに、北のVenezia、Belgiumの水の都、Bruggeへ。
14世紀まではハンザ同盟の主要都市として栄えていましたが、15世紀に運河の沈泥で船の出入りができなくなったため街の発展が止まってしまった街です。
そのため中世の風景が残っていて、天井のない博物館、といわれているそうです。
また来たい街で、首位を争っている街でもあるそうで、楽しみなわけです。
というわけでMarkt広場へ。
Marktはかつてマーケットがあった場所という意味らしく*6、あちこちにあります。
ついたら、なぜか大量のトラック(トレーラー?)が。
どうやら、朝市のようです。
こっちの朝市は、こんな感じなのですね。
いや、しかし多種多様なチーズや肉、ソーセージがうまそうです。
惣菜もうってます。食べ物だけじゃなくて、服とかも売ってます。怪しいです。
でかいやつはかなりでかいのです。
トラックがでかくて並んでる写真がとれませんでした。高台がなかったのです。
奥にならんでいるのがわかるでしょうか。
しかし、トラックで来て、終わったらトラック畳んで撤収というのは効率がいいですねぇ。
移動式店舗のスタンダードな気がします。
ただ、肉とかチーズとか材料買っても使用方法が・・・・5ツ星クラスのホテルにならないとキッチンなんてないんですよ。
湯沸しポットがあるだけ。
残念だ・・・・ひどく残念だ・・・・・
とりあえず昼飯をば。
名物チコリのグラタンを食べてみました。
日本のグラタンと違って、ココット等に入っていません。ディッシュです。まあシチューとかもそうですけど、こっちは。
チコリ(シコンというそうです。ここでは。)をハムでまいてホワイトソースかけてチーズ乗せて焼いた感じでしょうか。
なかなか美味なんですが、ポテトに食傷気味です。
市庁舎みたり鐘楼みたり、いろいろしたわけですが。
この街、馬車が闊歩してます。
石畳の上をカポカポ、蹄の音が実にいいかんじです。ええ。
馬車が歩いてるなーってかんじ。
それはそうと、この街が天井のない博物館といわれるのは、街並みに加えて、美術作品があちこちにあるから、ということもあるそうです。
新しいものも結構あるそうです。
そのうちの一つが↑です。
浮気者ゼウスが白鳥に化けて女性をさらうシーンだとか。ギリシャ神話ですね。
それから、この街で時々見つける↑このマーク、これは重要文化財指定のマークだそうで、民家とかにもついてます。
人が住んでたりします。
正直解説がないとなにが重要文化財なのかわからないのですが・・・
↑ちなみにここは、オードリー・ヘップバーン主演の「尼僧物語(1959)」の舞台となったBegijnhof*7です。
↑Het Minnewater*8が修道院の中から見えます。
↑白鳥*9を横目に修道院を退院。
↑奥を撮ろうと思ったので手前がろくに移っていませんが、重文のマークがあるここ(奥)は、貧しい人をタダで止めた場所だとかどうとか。ガイドがいないのでよくわからんですが。観光客が結構いました。
今では安宿?
↑ミケランジェロの聖母子像です。Onze Lieve Vrouwekerk*10にあります。
国外に作品を持ち出されることを極端に嫌ったミケランジェロの作品をイタリア以外で見られるのって貴重なんですよ。
↑このBelfort、傾いているんです。いやまじで。写真が傾いているわけじゃないですよ。ええ。
↑でっかい馬車も。
↑H.Bloedbasiliek*11です。写真が悪くてよくわかりませんが、聖遺物の一つ、Heilig Bloed*12が納められているのだそうです。
Bruggeの写真の紹介はこの辺にしておきましょうかね。
夕飯の、名物チキンのクリーム煮です。ワーテルズーイ*13とかなんとか。
というわけで、Brusselへ戻るわけです。