いよいよBelgiumへ

ホテルをでて、Antwerpenへ。
マルクト広場や、市庁舎を観光しつつ、かの有名なOnze-Lieve-Vrouwkathedraal*1へ。

↑市庁舎。

↑大聖堂。
中で写真がとれたので、いくつか撮ってみました。


↑ステンドグラスとか絵とか。

↑マルクと広場にいたなぞの北欧風の格好をした一団。なぞ。




↑ネロとパトラッシュのレリーフみたいなのがあって、よく見るとTOYOTA贈呈と書いてある。
そういえばよくトヨタ車をみるなあ。

ちなみに昼飯は名物ビーフのビールに。Duvelという強めのビールと一緒に食す。
なかなか美味。
Belguimは飯がうまいらしいので期待。
ビール王国Belgiumに入ったので、このあたりから飲酒旅行が本格的になりはじめます。


ちなみに、この国ではフライドポテトが日本の白米みたいなもので、なんにでもついてきます。一杯。
各家庭に専用のポテト揚げるのがあるそうです。
アメリカのフライドポテトより歴史があるとかどうとか。
正直あきます。


Antwerpenをでて、一路首都Brusselへ。
Belgiumは、オランダと接する北部ではオランダ語、フランスと接する南部ではフランス語がメインに話されています。
60%がオランダ語を、39%がフランス語を、1%がドイツ語を話すので、公用語は3種類。
ちなみに、英語が普通につうじます。会話は英語でしていました、僕は。
英語とドイツ語をまぜたのがモロわかりのオランダ語の影響でしょうか、この国の人は、マルチリンガルが当たり前だそうです。


まあオランダ語は英語とドイツ語に、スカンジナビア語を混ぜたといわれる複雑な言語*2で、美しくないとヨーロッパでは言われているそうです。



↑なぜかあるドンキホーテとサンチョパンサの銅像を横目に市内突入。


市内を練り歩こうということにして、とりあえずGrand-Place*3へ。
小便小僧や小便少女を見つつ、ワッフル食べたりビール飲んだりチョコをかったり。
日本では手に入らないもの、を基準に選ぶことに。



↑日本人の集団とすれ違いながら入った老舗ワッフル店、Dandoy。

↑中にいた日本人と一緒に頼んだワッフル。ちなみに奥がチョコ&アイスで、手前がホットチョコ。
立ち食いのワッフル屋と違い、注文を聞いてから焼いてくれるのです。
あまりのチョコの量とその甘さに気持ち悪くなる。うまいけど。
ちなみに、もともとはManneken*4のホットチョコワッフルが絶品だというので行ってみようと思っていたのですが、18時まではドリンクしか出せないといわれて老舗Dandoyに。




小便小僧と小便少女。小便小僧が盗難されたので、少女は盗難防止に鉄枠の中に入ってる。
ちなみに少女は路地裏の変なところにある。



トイレを有料でかりたマックの壁紙。なぜ日本の路線図・・・・
WASEDAとあるので思わず撮ってしまいました。


ビールも日本にないのを飲もうと、La Becasseという路地裏の店に行く。
店員の愛想は悪いが、でてきたビールは絶品。
Lambicという酸味の強いビールで、うまい理由をきいたら、3年寝かせて、それを新しいビールとブレンドして出しているのだとか。
うまし!!!!ベルギー来て良かった!!!!

↑メニュー。一番上の二つを頼んでみる。

↑壷ででてきた。いい感じ。

↑店内。

↑入り口。路地裏にある。


とにかくミネラルウォーーターよりビールのほうが安いのでビールを飲みまくる。
あっちこっちでビールを飲む。
こっちは、Barやレストランでビールを頼むと、専門のグラス*5で出してくれるのがいいかんじ。
Barやレストランにあるビールは、日本でも手に入る有名どころがほとんどで、地ビールがあるぐらいだけど、専用グラスで飲めるというのは日本では自分でグラスも買わなければならないので、得がたい経験だということでありがたい。
とりあえずトラピストビールは全部制覇しよう、と心に決める。


後は酒屋にいって珍しいビールを買いあさる。
とにかく、ビールビール、ビールで、観光なんかおまけです!偉い人にはそれがわからんのです
という感じ、Belgiumでは。


夕食は、名物ムール貝の白ワイン蒸し。

本来ならば白ワインをあわせるのが正しいマリアージュなのでしょう。しかし、僕の目的はベルギービール
ベルギーでビール以外のものは、のまん!!ぐらい覚悟なのでもちろんビール。

飲み比べしたいのと、写真の枚数を節約したいのとで、一度にいくつも頼む暴挙に。
↑はオルヴァル、シメイブルー、ベルヴュー・クリークの3種類。



↑これはビアショップ。日本とは比べ物にならないぐらいの種類のビールが並ぶ*6

↑夜のBrussel。

↑せっかくのGrand-Placeは即席のコンサート会場みたいなのがつくられていて、全然広場を堪能できなかった。残念。


Belgiumのビールは多彩で、美味で、この国のビールに慣れると日本のビールは物足りない。
というか、大部分の日本産ビール*7はまずい。


Heinekenも薄味で物足りない。おいしいけど。
現にHollandの若者はHeinekenはオジサンのビールと読んでもっぱらBelgiumのビールを飲むらしい。


万博があった場所の、アトミウムのそばの宿へ。
グレードが落ちて、三ツ星でございます。狭い。スーツケースが広げられない。
ホテルのBarが日付が変わるまでしかやってない、という不満はあるものの、まあこんなもんだろうと割り切り、数杯引っ掛けて就寝。




↑アトミウム。夜はライトアップされる。キラキラ光って綺麗。




↑宿。
こっちの三ツ星と四ツ星の中間ぐらいのランクが、日本のホテルのスタンダードなんじゃないか、と思う。
ちなみにホテルオークラはこっちでは五ツ星に格付けされています。

*1:ノートルダム大聖堂フランダースの犬で、ネロが見たがったルーベンスの三連祭壇画が展示されています。ちなみにノートルダムというのは聖母マリアのことで、彼女を祭った教会を意味し、各地にあります。大聖堂とは司教がいる教会のこと。その二つをかねているので、ノートルダム大聖堂なのです。

*2:英語とドイツ語が混ざっているのはつづりをみるとすぐわかります。

*3:グラン・プラス。街の中央広場です。

*4:小僧という意味。小便小僧Manneken-Pisのそばにあるのです。

*5:各ビール銘柄ごとに専用グラスがあるのです。

*6:ちなみにこの国のビールは1000種を超える。

*7:銘柄数の大部分ではなくて、生産量の大部分。つまり大手のビールはプレミアムビールを除けば、まずい。