本来ならば

母親の実家に墓参りに行かなければならないというのに、もしかしたらと居残ってしまった。
12時過ぎに教授から連絡がきて、やっぱりいっときゃよかったという結論に。


しかしね、俺は思うんですけど、やっぱり墓参りっていうのは自己満足にすぎないんじゃないかと。
幽霊をプラズマだとかいってるリアリストの方々にとっては特にね。
先祖を敬う心が大事だとはいっても、その心は先祖に届かないわけですから。
霊魂の存在を信じないかた*1にとっての墓参りとは、そもそも何のために存在しているのかと考えると、それは・・・

対外的なパフォーマンスという点を除いてしまえば
自分の死後も自分のことを悼んでくれる人がいることを願って、故人の墓を参るのでしょうか。
「其を知る人が一人もいなくなったとき初めて、其は完全に死を迎えることになる」でしたっけ?
存在とはすなわち記憶であると。
アカシックリコードとか唯識阿頼耶識の概念ってこの辺から来てるんですかねぇ?
あるいはユング集合的無意識の概念とか。


まあそれで何が言いたいかっていうと、靖国問題なんとかならんのかいな。マスコミの阿呆が。

*1:今の日本ではほとんどでしょう。本来的な信仰を持つ人がほとんどいませんから