にぽーん

SBIが参戦して状況はかなりフジ有利に傾きました。
株価が反映してますね。
フジは高沸、ライブドアは下落、二ポーンは売れたり買われたりらしいです。


とりあえず混沌とした状況に終止符を打ってもらいたいものです。

もうポイズン・ピルだの、ホワイト・ナイトだのパックマン・ディフェンスだの焦土作戦だの用語覚えるのにあきましたよ。いや、一個目と三個目は前から知ってましたが。


まあライブドアは法廷闘争も考慮に入れつつらしいのでこれから先も状況は流動的ですね。投資家のみなさんはもちろん一般人もすばやい情報提供を求めていることでせう。


ところでSBI孫正義率いるSBのグループ会社ですよ。孫さんが社長なわけではないですよ。社長というかCEOは北尾吉孝さんです。勘違いのなきように。
しかも独断だったとか。グループの意向に反するものではないようですが、SBとしてはフジとだけ関係を強化するつもりはないって建前です。


しかしSBIの資本は逆にフジをライブドア以上に食い荒らしてしまわないのか、と結構皆さん思ってらっしゃるようで。まあ僕的にそれはどうでもいいのですが。


んで僕的に大事なのはニッポン放送
パーソナリティ側の対応です。少々大人気ないのではないかと。

たしかにライブドアの手法は適法とはいえ強引過ぎるところがありました。それは問題です。
しかしそれが気に食わないという理由だけで話し合いもせずまま降りるなどといっていいものかと。それはリスナーに対して無責任すぎないかと。自己中心的過ぎないかと。
経営者としてのライブドアをうわべしか理解してないしようとしてないのではないかと。


そろそろ日本人もグローバリゼイションの一つとして敵対的買収とその意義を理解・許容してもいいのではないかと思いますがね。


少なくとも新経営者を知ろうとする前にやめられたらねぇ。まあこの問題は敵対的買収のリスクの非常に重大な一つではあるわけですけど。


ライブドアも金儲けしか考えないようで、そこが気に食わないのもわかるんですけどね。でも利益第一主義ってのはある意味普通ですし。でも日本はそこがある意味ゆがんでるんですよ。海外の投資家に躊躇される国にならなきゃいいんですけどねぇ。いや今でも批判は多いですが。


あと、利益重視だとメディアの公共性が犯されるってのがありますが。これも確かに一理あるでしょう。これはこれからのライブドアまたはその他の経営者に期待するしかないですね。


どっちにしろもはや話は「どっちに組めば利益が上がるか?」という話になってしまってますし。利益重視はいかんっていってられんすよ。
まあ、それ+ライブドアは気に食わないとか、もう片方は頭が固いだとか感情論も入ってますが、
市場はつまり直接の関係者以外は完璧前者がメインです。法廷でも企業価値の話に踏み込んでますしねぇ。



とにかく、俺はライブドア派って事です。成功してほしいとは思いませんが、日本の証券闘争のあり方に一石を投じ続ける事によって、日本人の価値観・意識の歪みへの疑問の投げかけ、判例その他線引きをする指標になってもらいたいと思ってます。


まあ何もかもが欧米がいいとはいいませんが、国際競争力の向上をなめちゃいけません。



まとまってないのはわざとです。喪前らも考える!